期待の練習走行前から心機一転… 涙ありで終えたスーパー耐久最終戦

 1年もあっという間でスーパー耐久も最終戦。2月のテストからノプロにはお世話になり、スポットではありましたが、ほぼ1年間お世話になりました。やっとABSが直ったDEデミオがどこまで戦えるのか。涙を流したスーパー耐久最終戦の様子をお届けです。

■ついにABSが直った!! きっと今のDEデミオなら戦える

観覧車バックのいい写真!

 喜びあり、涙あり、安堵ありのスーパー耐久最終戦鈴鹿を振り返っていきます。

 岡山、もてぎでABSが作動しないトラブルに見舞われましたが、今回はやっと直った!事前にノプロがABSの確認に富士でテストしてくれたこともあり、安心して迎えられた金曜日でした。

 いつも通り練習走行が行われた金曜日。自分自身は鈴鹿2度目で、去年の12月に自分のロードスターで初めて走りました。鈴鹿自体は苦手意識はなく、むしろロードスターくらいのパワー感であれば退屈にも感じるサーキットで、デミオでも同じように感じました。

 デミオとスリックタイヤの組み合わせではブレーキを踏む回数が本当に少なく1〜2コーナーの難しさはあるものの、そこから上り勾配の1セクはアクセルのオンオフだけで登りきれてしまいます。

 DEデミオ自体かなり乗りやすいのでそれも相まって鈴鹿を難なく攻略することが出来ました。ちなみに130Rはアクセル全開では行けませんでした(笑)

今回はトータルで23個じゃがりこいただきました!!!オフシーズン中は困ることなさそうです(笑)

 今回の鈴鹿ではセットアップを大きく変更。それまでタイヤがフレッシュな時はいいバランスだけど、摩耗していけばいくほどアンダーになるFFらしい部分があって、今回からはフレッシュなうちはちょっとオーバーで多少減ってから帳尻が合うセットアップに。

 走り出す前に「セットアップ変えたからなに変えたか当てて」と言われましたがなかなか当てられないもんですね…

 ロードスターだと人のクルマに乗せてもらった時にどれを改造したのか当てられる自信があったのですが、デミオでは難しかったです。クルマの違いを感じることはできるけど、具体的にどのパーツを変更したかは当てることが出来なかったです。もっとデミオを理解しないとダメでしたね。

 最終戦ということもあり、S耐ドライバー皆さん気合が入ってる!そのせいか金曜日から赤旗の連続でした。金曜日は4回赤旗中断になったのかな?単純なスピンとかより大きなクラッシュが多かった印象です。

 1シーズン戦い抜いたクルマたちだからボロがいろいろ来てるのかなぁとか想像しながら、それでもDEデミオは順調にテストをこなしました。

 前戦岡山ではかなり良いペースで走れて、DEデミオながら周りとも戦える速さがあった。ABSさえあれば!みたいなポジティブな結果だったのですが、鈴鹿は全く歯が立たず。

 まあ確かにコースレイアウトを考えてもパワーがものをいうし、仕方ないで済ませればそれまでなんどけど、もう少し周りに近づきたかったのがホンネでもあります。

 金曜日にはコースウォークもあり、初めて国際サーキットを歩きました。鈴鹿はかなりコース幅が狭いですね。それと100メーターボードがめっちゃデカく感じました。歩くと1周5.8キロを1時間半で回れます。F1は約50周を1時間半…

■スリップと新品タイヤパワー注入も、、、

ヘルメットに「B」のステッカー。そう!今回はBドライバー登録。ヨッシーさんの席を奪いました(笑)

 迎えた予選、土曜日。今回はなんとBドライバー登録!なので僕のタイムが順位に影響します。前日の練習走行から厳しい結果になることは分かっていましたが、持ち前のポジショニングの上手さ+新品タイヤパワーでなんとか周りと近いタイムを目指してました。

 リアタイヤの発熱が悪いため2周かけてゆっくりタイヤを温めます。温めながらも誰かのスリップは欲しいので110号車のヴィッツの後ろに上手いことついていきました。

 アタック開始のタイミングで後続車が来たので110号車から少し距離が空いてアタック開始。スリップ効いてるのかなぁみたいな微妙な距離感で計測開始したものの、ダンロップコーナーまでにめっちゃいい距離まで詰めます。

両手に花ではなく、背後に花束(左から永原名芽衣さん、生田ちむさん、佐々木萌香さん)

 ここでエンジンチェックランプ点灯。ピットレーンリミッターが効いたような感じで時速50キロのところでスロットルが固定。

 自走は可能だったためトロトロとピットまで戻りました。ピットではメカニックさんたちの迅速な対応で修復出来ました。予選残り5分のタイミングでコースインして計測2周しか行けない状況でしたがしっかりまとめて2分37秒2を記録。

 たらればだけどロガー上ではやっぱりトラブルが出る前のセク1がベストで、あそこでトラブルがなければもう1秒ちょっと速く走れたかなぁと。

 それでも35秒台に入るか入らないかみたいなところだったので周りには全く追いつく速さはありませんでした。

 とはいえメカニックさんの作業スピードと、計測2周で決める自信はあったので、その両方がうまくいったのでしっかりタイムを残せたと思います。

予選結果。33秒は無理だったな、、、

■今シーズン最高順位で終われるか!? 涙のレース終了

110号車のヴィッツとバトル!! 混戦になればなるほど得意です

 決勝日曜日。最終戦だからなのか、鈴鹿だからなのかすごい人!富士24hの時くらいいたような気がしました(気がしただけ

 今回もスタートドライバー!今シーズン出場したS耐は全てスタートドライバーです。いつも通りスタート進行をこなしてる時再びスロットルトラブル発生。なぜ僕が乗っている時だけトラブルが発生する…(笑)

 スターティンググリッドについて作業してもらいなんとか直りました。あとは祈るのみ。

 そしてレーススタート!スタート直後は慎重に走る方が多いので、イケイケで煽っていきます。抜かすまではいけないんですけどね(笑)

 2〜3台前にいるNATSのペースが悪く「これ頑張ればNATSを抜けるかぁ??」なんて思ってました。

実はヘルメットのてっぺんにカーナンバーの「37」。すっかりDEデミオがお気に入りになりました

 というのもノプロのエース機である17号車はNATS、ブリッドとチャンピオン争い中。ここでNATSを抜かすことができれば多少なり17号車の手助けになると思ってました。

 とはいえ7周終了したくらいにはNATSとは大きなギャップを作られてしまいました。それどころか後方からスタートした110号車にも抜かれ5クラスで下から2番目に。

 練習走行からクラッシュするクルマも多かったが、決勝でも同じようにクラッシュやストップ車両続出。FCYやSCの連続で前をいくクルマとタイム差が縮まっては広がってを繰り返します。

 遅いながらも順調に周回を重ねていき、リタイヤする車両も多かったため、記憶では村上さんのところがスローダウンしてるのを抜かした記憶があるので、おそらく7位くらいを走行。

 過去最高順位でレースを終えられると思っていた矢先、自分の3回目のスティントでまたもスロットルトラブル発生。なーんで毎回僕の時に…

 ピットに戻り作業してもらい、達也さんにバトンタッチ。最後はタラタラながらもゴールを迎えて11位でレースを終えました。

決勝結果。クラス11位でレースを終えました。最終戦、シングルで終わりたかったな

 そして、エース機である17号車は予選7位から3位までジャンプするも優勝を飾ったブリッドがチャンピオンを決め、惜しくもシリーズ2位でした。

 17号車のチャンピオンへの姿勢は間近で見ていたし、ノプロなら絶対チャンピオンになれると思っていましたが、レースの世界そう簡単にはいかないですね。

 レース終えてドライバー、スタッフ多くの人が涙を流していて一緒に悔しく思えたし、マシンは違ったとはいえ同じ空間に1年間を共にできたらことが幸せに思えました。

本当に温かいチームで笑って1年間過ごせました。ノプロ関係者の皆さん本当に23歳の若造をありがとうございました!!

 来年は絶対にノプロがチャンピオンを取ってくれると思っています。自分も来年17号車を全力で応援したいと思います!

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