2回目にしてお手の物
今回のS耐公式テストは朝8時から夜8時までの長丁場。今回も富士スピードウェイで行われました。早朝の富士山はキレイ~
前日が雨だったので当日の天気が気になったけど、1日通して晴れのままでした。2度目の参加とだけあって焦ることも緊張することもなく、慣れた?手つきで会場入り。そもそも焦ったりするタイプではないけどね。
今回も37号車のガソリンをドライブ。DEデミオって未だに街中でもよく見かけるしこれがレーシングカーって変な感じ。もちろんのことながら37号車の年式の新しいDJデミオの方が速いですよ。S耐では無線を使うので朝から施設内にあるレーシングギア屋さんに行って、無線の取り付けを依頼。たったの30分で完成しました。この業界作業速い人が多いな(笑)
ちゃんとこの無線用のケーブルが邪魔。ヘルメットとケーブルはマジックテープでくっつけて宙ぶらりんにならないようにしてるんだけど、邪魔にはなる。自分のクルマではもちろん使うことはないので、無線のついてないヘルメットもう一個作ろうかなぁと。ヘルメットはペイント込みで20万オーバーなのでとりあえずは我慢。我慢。白いレーシングスーツも欲しいし、グローブも欲しい。こっちも我慢。変わったところで速くはならないので。
走行時間そのものは1時間弱。空き時間はドライバーさん、スタッフさんたちと談笑。富士24h前のテストとだけあってドライバーもたくさんいて、みーんな面白い人生送ってるので真剣な話から面白い話まで聞いてコミュニケーション取りました。
それと今回マツダスピリットレーシングから24hにエントリーするカーグラフィック編集長の加藤さんもお話。外車好きの自分は昔からカーグラフィックTVを見ていて、まさかレースの場でお会いするとは。加藤さんは昔スーパー7でレースをしていて、その時自分の父親もエントリーしていました。40年前の話です(笑)
今回も夜間走行してきました。
車内はこんな感じ。クルマのライト&サーキットの明かりがついているとは言え、結構暗くて毎周安定して走らせるのが難しい。特にコカ・コーラコーナーはハイスピードなのでワンテンポの遅れが命取り。ライン取りも1本なのでここをミスると一気にタイムが落ちるんだな。
ただ後ろからくるクルマはライトですぐわかるので夜の方が避けやすい。ST-5クラスは一番遅いクラスなので後ろからくるクルマをうまく避けることが重要。走行会のテンションで鬼のウインカーで自分が行く方向を指示すればじゃんじゃん抜かしてくれます。
もう2回目なので周りとの間合いも結構わかってきて、ロスなく周回できるようになってきた。僕は全く持って1発の速さがないので、お得意の安定したラップかつ安全にクルマを走らせるには、色んな速さのクルマそれぞれに合わせた間合いでロスを最小限に抑える。
このロスを最小限に抑えるのがゲーム的要素が多くてハマりました(笑)無駄なくコーナーを加速できた時の気持ちよさったらもうね。なかなか経験できることではないと思ったけど、高速道路の車線変更と容量は一緒なので、特別難しいことではありません。
車線変更上手くいくと気持ちいじゃないですか。特に交通量が多いときは。本当は車載公開したいけどS耐のルール的にいいのかわからないので、OK出たらいつか公開します。
37号車に乗った中では一番時計!! ラップタイムは9秒台がほとんどでベストタイムは2’08.2くらいでした。他の車両に比べれば遅いけど、満足いく結果が得られました。もう10年選手?近いS耐車両なので十分だと思います。
今回も無傷でテスト終了。TEAM NOPROではテストが始まる前にデポジット10万円預けて、クルマが無傷なら丸々帰ってきます。今回も丸々帰ってきました。よかったよかった。
前回同様S耐のテストには本当に多くのスタッフさんが参加されてて、皆さんのおかげでクルマを走らせられてるなぁと実感できます。本当にありがとうございました。
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