TC2000ではデメリットなし
2000のベスト車載で立ち上がりでふらつく事が多かったので、重量が増えないダイヤゴナルプレートをチョイス。2mmと3mmを購入して色々お試し。
ちなみに先日、日光に行く道中に公道で2mm、3mm、5mmをそれぞれチェック。公道では5mmが一番いい!2mmではあまり違いがわからず、3mmから違いを感じる。ただし3mmも大きな路面からの入力がないと違いは感じられなく、5mmは車線変更から違う。確かに装着してコンビニから出た瞬間「これは違いますわ」と思えるほど。
表現が難しいけれど、ある意味後ろの動きがしっかりわかってしまう5mmは気持ち悪さすら感じた。直進安定性がしっかりあって、ステアリングの追従性もよし。街乗りでは5mm一択だなと思いました。突き上げの振動は増えるので、減衰は少し緩めました。
5月7日の筑波サーキットは走行をした15時ごろは半袖では寒いくらい。テスト車両はもちろんマイカーで、装着タイヤは205/55R16のRE-12D。3mmで方向性を見て、効かせたければ5mm、効かせたくなければ2mmにすればいいと思ったので、今回は3mmの有り無しを2枠走ってチェック。
1枠目はプレート有り→ピットイン→無し。2枠目はプレート無し→ピットイン→有り。見たくテスト。やっぱりサクッと取り付けができるのが何よりのメリットだと思います。どっか地方のサーキット行って、調子悪いなぁって時にジャッキとかなしに10mmのラチェットで交換できます。ものの2~3分。
1枠目のコースインの瞬間から「あれ、これはいいな!!」と思った矢先、外してから「ん?変わらない?」と。ただペースを上げていくと徐々に立ち上がりが楽に。ペースを上げていってアクセルオンが早くなればなるほど効果が確認。
結局トラクション性能が上がるので、プレート無しはアクセルオンを待たないといけない。けどこのプレートを入れると速いタイミングでアクセルオンが可能。つまりはバックストレートエンドの速度が伸びる。
ちゃんとロガー上で結果が出てる!よかった(笑)特に車載ではバンクの少ない1コーナー出口のハンドル修正が少ない。ちなみにプレート無しのダンロップコーナーでふらふらしてるのは僕の運転ミスです。縁石乗ってしまった。
コーナー出口でも横Gを長い時間かけられていることからもトラクションの良さがわかります、、、多分。そこまでロガーをしっかり解読できないのでわからないけど、多分プレート無しはトラクションがかからないので早く横Gを消したかったんだと思う。
タイム的にはプレート有りが1’06.110、プレート無しが1’06.395。まあプレート有りが速いけど、フィーリングの差の方が大きいかなと。それに元々プレート無しでセットアップしていたので、トラクション対策にリアの減衰が少し柔らか設定。
これがバネレートにあってない感じがしていて、これがプレート有りなら少し固めてもいける気がしていて、そうなればダンロップ出口のふらつきも解消する予感。こればかりは試してみないとわからないけど、プレートがあることでいい方向に進んではいる。
ただ微妙なトラクションを調整できるが故に、差はものすごく少ない。もし今回2mmをつけていたら感じれてない自信があります。
一応JoyFastのホームページでは
4~5Kでしたら5mm
6~7Kでしたら3mm
8K以上であれば2mm
とのこと。僕は10kなので2mmでいいかなと思ったけれど、5mmをつけてみてもいいかなとも感じます。ただ公道の感じから5mmをつけると極端に挙動が変わるので、ここもテストしてみないと。
日光で感じた高速の長いコーナーでのプッシュアンダーは2000で感じることはなく、2000を頻繁に走る人はお試しあれ。この感じからいうと大きいコースを走る人も注目のパーツです。
JoyFastのホームページにある通りフロントのタワーバーは必須。このプレートを付けたときのクルマのバランスがタワーバー外した時にそっくりなので、タワーバー無しのフィーリングが好きな人はフロントにタワーバーとリアにプレートを付けることで全域での安定感が増すイメージ。
なので
・街乗りメインの方
・高速サーキットをメインに走る方
・普段フロントのタワーバー無しの方
にはおすすめ&お試ししてもらいたいパーツです。
JoyFastホームページはこちら↓
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