24時間レースで重要だったこと

近いうちにベストカーwebの方でライトな記事が上がると思うので、僕のブログの方では少し具体的な話をして行きたいと思います。
24時間レースは土日がレースのため金曜日に予選、水木に練習走行が行われました。水曜日の朝のチームミーティングで監督からは「絶対に縁石に乗るな」という指示。
タイムを出す上では縁石をガンガン踏んでいきたいところなんだけど、24時間レースを見据えると1発の速さなんてどうでもよく、24時間先のゴールを必ず受けることが最重要でした。
我々のRCはどのパーツも強度はしっかりあり壊れるということは滅多にないですが、念には念を… 24時間も走り続けますからね。
そりゃどんなに強いクルマだって縁石をガツガツ使ったらベアリングやハブボルトは簡単に逝きます。

とはいえ1周3秒も4秒も遅れて言い訳ではなく、縁石を使わない中でもラップタイムで上げて行かないと勝つことはできないので、38号車、39号車、さらには41号車メンバーに車載を見てもらいアドバイスをもらって煮詰めていきました。
今年の僕たちの強さはここにあると思います。もちろん39号車は敵チームではありますが、長いことRC350に乗っている伊藤さんやGTの眞田さん、S耐経験豊富な岡田などなどいろんな人と情報共有ができます。
タイヤはブリヂストンへ急遽変更

特に今回の24時間レースからタイヤがハンコックからブリヂストンに変更されてことによって情報量が少ない中でしたが、周りの話も聞けることからサクッと慣れることができました。
タイヤに関しては1発のタイムはさほど変わらないですが、ロングが圧倒的にブリヂストンの方が安定しています。時間帯にもよりけりですが、55秒前半からスタートして3スティント、つまり120ラップほど走っても55秒台〜56秒前半で走れるほど。
流石に3スティント走った後はタイヤが剥がれてきていましたが、その状態でも新品と比べ0.7秒遅れほど。これは本当に驚きましたね。
ブリヂストンのスタッフさんは剥がれたタイヤを見ながら「夜なら4スティント行けるかもね!」と自信を見せていました(笑)
僕はハンコックのタイヤも嫌いではなかったですが、トラクションがずば抜けてるブリヂストンタイヤは比較的ラフなアクセル操作を許容してくれるので、ある意味運転してて楽なタイヤでした。
先入観が入ってしまってるけどなんだかハンコックのR-S4から71Rに履き替えた的な感じですかね(笑)。
レーシングスリックだからラジアルの話を持ち込むのは違うかなぁと思うけど、本当にそんな感じです。ピークタイムは変わらないけど全く乗りやすいブリヂストン恐るべし…
塩梅が難しいDドラ予選
今回Dドライバーとしての起用だったので予選タイムは全く関係ありませんでしたが、一応リザルトには残るので、それなりには頑張りました。
練習走行終わった時点でタイムは置いといて…と思っていた僕ですが、冨林さんから「速さは見せた方がいいよ」とアドバイス。

なので予選は割とこの「それなり」という塩梅が難しくて、全く頑張る必要のない予選だけど、結果には残ってしまう。けど予選順位には関係ないという脳内がグルグルするような話(笑)
Cドライバーの鶴賀さんが使ったタイヤのまま出走したので、鶴賀さんのコンマ2秒落ちとまあ狙い通り?
予選で困ったのは今回練習から普段は7000rpmシフトですが、24時間ってこともあり6800rpmシフト。で、予選は7000rpmまで使ってオッケーだったんだけど、それまでの練習走行の癖でつい6800rpmでシフトアップしてしまいました。。。
直前は気にして7000rpmまで回すんだけど、コーナーの立ち上がりとかはついつい6800rpmシフトアップ。これは瞬時に対応できるようにしないと一発タイム欲しい時は困ります。
と、ここまでが予選まで。決勝の話はまた明日〜。


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