デビュー戦を3位表彰台! も順風満帆にはいかず…

RCとNCパーティ号は結構似てる!?

これは逆バンクかな?

 スーパー耐久開幕戦が終わりました! 結果から話すなら3位表彰台を獲得することでできましたが、課題の多いレースウィークでした。

 2月に鈴鹿で一度テストを行ったので鈴鹿は慣れてました。なのでフリー走行の木曜日と金曜日は淡々とメニューをこなしていきます。

 今年のマシンになって1番難しいのはタイヤを温存するということ。これは5クラス時代には全くなかった考え。全くなかったというか全開で走り続けてもタイヤのタレが少なかった。

 今年のマシンは排気量の多いFRなのでものすごく簡単にホイールスピンするからとにかくリアタイヤの使い方が重要で、いかにリアを温存しながらもタイムを落とさないかが重要です。

 スーパー耐久で採用されているハンコックのタイヤ的に一度表面温度をあげるとなかなか戻ってこない特性がある。ある意味大きく滑らせると負けな訳です。

 自分は元からアクセルをガツガツ踏むタイプではないので、ここはあまり苦戦することはなかったですが、でもクルマ自体アクセルで向きを変える様なクルマなので、多少なり苦戦しました。

 この動きなんかのクルマに似てるなぁと思ったらNCのパーティ車両でした。ロードスターってハイグリを履いちゃうとどれだけアクセルを全開にするか勝負だけど、パーティ車両のアドレナリンを履いたクルマは微妙なアクセルコントロールが重要で…

 S耐マシンはロードスターほどブレーキで向きが変わらないけど、とにかくスロットに関してはロードスター同じ!

 ロードスターが練習になってこういうことなんだなぁと思いました。特にローグリなタイヤならなおさら。

 まあ最近は自分もロードスターで86タイヤばかり履いているけど、205のZ3とかが1番練習になるんだろうなぁと思いました。

3クラスだから味わえた耐久の難しさ

これがデルタの2台。協力して?いいライバルとして?チャンピオンを目指します!

 予選はポジショニングが悪く思った様にアタックできず。さらに他車さんの邪魔をするという最悪な行動を。。。すみませんでした。。。

 あまり気合いを入れるタイプではないけど、今思えば前しか見れないほどにスイッチが入ってたんだろうと思います。

 クリアを取るとか他車邪魔しないみたいなのは結構得意だったはずなんだけど、慢心でした。。。

 予選はAドラBドラ合算で2番手でした。いやーこれが悔しい。

 耐久レースなんて長丁場なんだから1周の速さなんて…と思われがちだけどやっぱり速さがリザルトに残る部分だからここはしっかり結果を残したかったですね。

 とにかく予選は色々と反省、反省。

 決勝はまさかの石森さんスタート。

 今回の鈴鹿は4スティントだったのでAドラかBドラのどっちかが2回乗るだろうなぁと予想してたので、そうなると僕が鶴賀さんがスタートかなぁと前夜の晩飯会で話してました。

S耐TVでちょっと喋りすぎて恥ずかしい(笑)グリッドウォークで紹介して欲しい品あれば企業様ご連絡ください

 見事に裏切ってくれた監督(笑)。監督は僕たちよりも何歩も先を見てるのでその中の判断だったんだろうなぁと思います。

 レーススタートからなかなか厳しい展開。予選でデルタの2台がワンツーだったけど、レースペースはZもかなりいい。

 車重は200キロ以上も違うのでZはとにかくタイヤに優しい。レーススタートでZの3台とも先行を許す展開に。

 その後もなかなかペース上がらず、2スティント目の僕にバトンタッチ。もちろんここで新品タイヤに交換。

 ここからのペースは回復しかなりハイペースで周回できましたが、とはいえ周りとの差がぐんぐん縮まるような速さはなく。

 そして今回1番心配していた混走。今までの5クラスなら後ろだけを気にしていればいいし、速度が遅いから少し反応が遅れてもどうにかなったのが、3クラスはそうもいかない。

レースは思ったより苦戦しました。これが3クラスの難しさですね。。。

 5クラス、4クラス、2クラス、Qクラスを抜く必要があるなか後ろから速い車両もあるし、それでいてクルマ自体速いので反応遅れが命取りになる。

 本当に3クラスは難しいなと思いました。しかも無線でコースの状況は伝えないといけないし、タイヤがタレていく中臨機応変に対応しないといけないし。

 それでも走るうちにどんどん余裕が出てきて、だんだんと上手に抜かしたり抜かされたりできる様になりました。

 前を行くZの2台はトラブルでピットインして3位に浮上。

 大体タイヤ交換直後は19秒台で周回してトラフィックがあると1.5秒くらい落ちて、30分くらいすると20秒台で周回する様になって…と言った具合でした。

 FCYやSCのタイミングが悪く前とのギャップが詰まることもなく。FCYとSCは大幅に周りとのギャップを詰めるチャンスだからここをうまく使えなかったのは運がなかったなぁと思います。

 約1時間20分走ってドライバーチェンジ。顔の汗をかかない体質なのか降りてヘルメット脱いだ直後マネージャーさんに「本当に今運転してた?」と言われました(笑)そのくらい汗をかかなかったです。

 3スティント目の鶴賀さんも順調に周回を重ねて再び僕のスティントに。体力も余っていたのでここから追い上げを!と思ってました。

 というのもこの時点で1位を走っていた15号車とピットストップ1回分のタイム差。15号車は2回しかピットをしてなかったので、ピットストップ最低回数である3回目をこなす間に前に出れるかも!?という状況でした。

 トラフィックとの巡り合わせが悪く大体20〜21秒で周回し、前を走るチームメイト車の39号車に追いつけないまでも、15号車はどうにか抜きたいと思っていた矢先、赤旗中断でした。

 130Rでの事故直後に僕は通過したので、ボロボロの72号車を見て戦意喪失でした。こんなこと言ったら怒られるかもだけど、割とレースが怖くなる瞬間でした。

 山野さんはいつもグリッドウォークで1位のクルマから最下位のクルマまで1台ずつ「よろしくお願いします」って挨拶してくれる方なんです。

 またグリッドで挨拶していただける日をお待ちしてます。

どうなるかと思いましたが、なんとか3位表彰台!

 結果レースはその順位のまま終了し、3位でした!3クラスデビューを3位で終えられたのはホッとしてるけど、反省の連続でした。

 次戦は同じミスを犯さない様に表彰台のテッペンを狙います!!!!

 次は富士の24時間。超超長丁場なのでトレーニングして、たくさんご飯食べて体力をつけたいと思います!

 今後とも応援よろしくお願いします!!!

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