一番の差はトラクション性能に出た!
052の時に感じたタワーバー有り、無しの差
タワーバー無しは低速コーナーでオーバーステア、高速コーナーではアンダー。といった感じ。日光でいえばセク1の1~4コーナーまでは意のままに動くし、3コーナーのクリップを的確に通れる。一方で高速コーナーにあたる8~9コーナーではアンダーなんだけど、むしろこれがアクセルを踏みぬけてセク2の安定感は増えた。
多分このステアバランスの切り替わりが日光ではいい方向に進んで、多くの人がタワーバー無しを唱えたのではないかと。それに今まではZ3当たりのグリップレベルのタイヤが主流でタワーバー無しでもボディが対応できたのだろうと予想。
実際自分も2月頭にZ3で走ったときに、ボディが負けてる感触はなかった。けど86タイヤを履いた途端ボディの弱さを感じたので今回イーグルV3で再検証を実施。


とりあえず結果から。タワーバー有りの方が速い。タワーバー無しの一番の利点であった低速コーナーでの頭の入りが今回は全く差を感じられず。むしろ2コーナー先のブレーキリリースで有りの方がコントロールしやすかった。実際セクタータイムから言ってもタワーバー有りの方がセク1が0.06秒ほど速い。
そして高速コーナーは明らかに有りの方がニュートラルステア。これは052の時からのフィーリングそのままで、無しはアンダー。もちろん踏み抜けるんだけれど速くはないということ。セク2は0.1秒以上の差があるので明らかに有った方がいい。
今回最大の発見は3~4コーナーの縁石でタワーバー有りの方が振動収束がいい!!!セク2がここまでの差が出たのは、4コーナーの脱出速度が伸びたからではないかと思うほど。とにかく4コーナーの縁石でタワーバー有りは無駄な振動が残らなかった。これは052時代気づかなかったなぁ。多分052はタイヤ側で振動吸収率が高いから感じれなかったと思われ。

ちなみにデジスパでは、、、
これが謎で6コーナー出口付近ではタワーバー無しがコンマ1秒速いとのこと。見方が悪いのか?このデジスパデータを信じるのであれば6コーナーの脱出から10コーナー手前のバックストレート終わりまでに0.25秒稼いだ模様。見方あってるのかなぁ。それともGPSの誤差?誰か教えてください。
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